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「最近の国内ホテル市況」を公表いたしました

「最近の国内ホテル市況」を公表いたしました。

 

【サマリー】

・ホテル市場が活況だ。コロナ禍からの規制解除と円安などに伴い、国内の延べ宿泊者数はコロナ前の2019年に近い水準にまで回復した。訪日客数も昨年12月には同月として過去最多となるなど、今後、さらに外国人宿泊者数の増加がありそうだ。
・宿泊料金は、客室稼働率の回復を上回る勢いで伸びている。2023年後半の宿泊料金は、東京都区部ではコロナ前の19年同月比で2割ほど高い水準となっている。ただし、ドル建てに換算すると、19年同月比で1割ほど低く、外国人にとってはお得な状況にありそうだ。
・2023年の宿泊業用建築物の着工件数は2018~19年と同水準に回復した。ただし着工床面積は同期間に7割減となっており、宿泊施設の小規模化の流れを反映しているようだ。

 

 

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レポート執筆者

竹内 一雅
大和不動産鑑定株式会社
主席研究員