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不動産レポート「2020夏・東京オフィス市況 ~コロナはオフィス市況に影響を与えるか」を公開いたしました

不動産レポート「2020夏・東京オフィス市況 ~コロナはオフィス市況に影響を与えるか」を公開いたしました。

 

はじめに

新型コロナウイルス感染の再拡大でオフィス市場の動向にも懸念が高まっています。
日経では「忍び寄るオフィス不要論」(5/15朝刊)や「新型コロナの感染拡大でテナントビルを中心に賃料収入が大幅に減少」(7/25朝刊)など、感染拡大に伴うリモートワークの拡大による、IT系を中心としたオフィスビルからのテナント退去等の動きを継続的に報道しており、最近では渋谷におけるオフィス市況の悪化について「渋谷のオフィスバブル崩壊か」(7/29)という記事もあります。
ただし、現時点のオフィス市況の悪化は限定的で、景気悪化によるオフィス市況への影響が本格的に出てくるのはこれからと考えられます。以下では、東京都心5区のオフィス市況と、その中でも特にIT系が集積しオフィス市況の悪化が先行してみられる渋谷区の現況を概観するとともに、今後の動向を検討するための材料をご提供できればと考えています。

 

過去のレポートはこちらからご覧いただけます。

 

レポート執筆者

竹内 一雅
大和不動産鑑定株式会社
リサーチ&マーケティング室 主席研究員