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「東京の世帯数見通し(2040年までの世帯数予測の整理)」を公表いたしました

「東京の世帯数見通し(2040年までの世帯数予測の整理)」を公表いたしました。

 

【サマリー】

・新築マンション価格の高騰やリモートワークの見直し、金利上昇懸念などから、今後の東京の住宅市況を懸念する議論を目にするように

 なった。ただしそれらの多くで、今後の東京における世帯数の見通しに関する検討はなされていないようだ。そこで本稿では、国立社会

 保障・人口問題研究所(以下、人口研)と東京都の資料から、東京における世帯数の見通しを整理した。
・単独世帯の増加や外国人世帯の増加などにより、人口研による2020年国勢調査基準に基づく東京都の世帯数予測は、2015年基準の予測

 から大きく上方修正された。東京都の世帯数のピークは2030年から2045年へと見直され、見直し幅は2040年時点で+94万世帯

 (+13%)となった。
・東京都による区別予測(人口研予測より保守的)によると、2040年時点の世帯数は2020年と比べ、中央区で+37%、千代田区は

 +29%、文京区は+17%、港区は+15%と大幅に増加する。

 

 

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レポート執筆者

竹内 一雅
大和不動産鑑定株式会社
主席研究員