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マネジメントシステムの統合について

当社では、2004年にISO9001(品質マネジメントシステムQMS)、2005年にISO27001(情報セキュリティマネジメントシステムISMS)、2016年にISO14001(環境マネジメントシステムEMS)をそれぞれ初回登録いたしました。従来、各マネジメントシステムは、別々のものとして国際規格が構築されていましたが、規格改訂により統合を推進する環境が整いました。
そこで当社は、3つのマネジメントシステムを「統合マネジメントシステムIMS」として統合し、事業計画との整合性を高め、事業活動の一体化を図り、環境に配慮した、効率的で高い品質のサービス提供することにより、顧客満足の向上及びリスクの回避並びに事業継続などを高い次元で実現してまいります。
「統合マネジメントシステム方針」は、下記の通りです。

 

― 統合マネジメントシステム方針 ―

 

【統合マネジメントシステム基本理念】
 大和不動産鑑定株式会社は、ワールドワイドに変化する市場の様々なニーズに対応する「不動産の総合コンサルティングファーム」を目指し、常に公正な立場から、顧客の説明責任を全うする中立性を備えた精確な価格や報告書の提供により、不動産のあり方の確かな指針を示すとともに、顧客の目線に立ったコンサルティングサービスを通じて、サスティナブルに成長する未来を開きます。
 そのために、品質、環境、情報セキュリティを統合したマネジメントシステムを構築・運用し、常にサービスの質的向上を図っていくことを目的として、品質・環境・情報セキュリティ方針を定めます。
 各マネジメントシステムにおいては、マニュアルを作成し、的確な目標を設定して取り組むとともに、リスクアセスメントを定期的に行い継続的な改善を行います。また、マネジメントシステムの運用にあたっては、法令及び規制の義務、顧客の要求事項、契約上の義務等を考慮します。さらに、マネジメントシステムの目標を全社員に周知するため、教育の充実と意識の高揚を図ります。
【品質方針】
 経済社会の変化に応じた不動産に関する多様なサービスの提供ができる品質マネジメントシステムを構築・運用し、効率的なサービス活動の実現と高い品質の成果品を提供することにより、顧客満足の向上並びに安定した経営基盤の確立を目指します。
【環境方針】
 日々の事業活動を通じて、地球環境の保全活動を推進するため、ITを活用して日常業務の合理化や働き方改革を実践的に取り組み、エコなライフスタイル、省エネ製品の選択のほか、次世代につなげる環境不動産に関する事業の拡充を図ります。そのため、環境マネジメントシステムを構築・運用し、持続可能な経済の発展と地球環境の調和に貢献することにより、企業の社会的責任を果たします。
【情報セキュリティ方針】
 守るべき情報資産とその重要性を明確化し、適切な対応を講じてその保護することを目的に、情報セキュリティマネジメントシステムを構築・運用し、情報セキュリティリスクアセスメントを定期的に実施し、セキュリティリスクを低減させることにより、社会及びお客様の信頼に応え、継続的なサービスの実現に努めます。

制定日 2020年3月2日
大和不動産鑑定株式会社
代表取締役 渡 邊 茂 雄