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「不動産市況レポート2021年Q1期」を公表いたしました

「不動産市況レポート2021年Q1期」を公開いたしました。

 

【サマリー】

・新型コロナウイルスの感染拡大は2020年の日本経済と不動産市況に大きな影響を与えた。
・2020年7月末~8月前半に感染拡大第2波を迎えたが、定額給付金支給やGo To トラベル事業実施等もあり、
 2020年下期は、小売業界や旅行・宿泊業界等で落ち込みから部分的な回復がみられた。
・しかし、11月半ばからの第3波により新規感染者数が急増し、政府は、
 2021年1月7日に2度目の緊急事態宣言(1都3県、後に最大11都府県)を発令し、
 陽性者数は減少傾向にあるものの、旅行・宿泊業界や飲食業界等を中心に、日本経済への影響が懸念される状況にある。
・10月以降、不動産鑑定問合せ件数・回数はコロナ前を上回って推移するなど、
 不動産に対する投資意欲は高まりつつあると考えられる。
 11月頃から株価の上昇傾向が強まり、2021年1月頃からはREIT指数の上昇も目立つようになってきた。
・国際通貨基金(IMF)は、ワクチン接種の広がりにより、2021年中に世界経済はコロナ前の水準まで回復するとの見通しを出した。
 変異株患者の増加が各国で懸念されるが、緊急事態宣言のさなかにある日本においても、
 ワクチン接種進展等によるコロナ禍の克服が望まれる。

 

 

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レポート執筆者

風間 光太
大和不動産鑑定株式会社
リサーチ&マーケティング室