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「訪日外国人の国内旅行消費額・宿泊費(国内ホテル市況2024年7月②)」を公表いたしました

「訪日外国人の国内旅行消費額・宿泊費(国内ホテル市況2024年7月②」を公表いたしました。

 

【サマリー】

・外国人による国内旅行消費額の拡大が続いている。2024年1-3月期(以下Q1期とする)には外国人国内旅行消費額は1.77兆円に達し、日本人を含めた国内旅行消費額の27%を占めた。
・外国人の旅行消費額は2023年Q1期から2024年Q1期に+55%と大幅に増加したが、一人当り旅行支出額は1%減だった。一人当り消費額の頭打ちの中で、訪日客「数」の増加が、全体の消費額を増加させたためだが、24年Q2期には一人当り旅行支出も大きく増加するなど変化がみられる。
・多くの国籍で2024年Q2期までの一年間の外国人一人当り旅行支出は増加。一人一泊当り宿泊費は前年比で+24%の大幅な上昇だが、円安で最近のドル建て宿泊料指数は低下基調にある。
・外国人の一人当り消費額は、2024年Q2期にそれまでの頭打ちから上昇したが、今後のさらなる拡大には、国内における体験型のコト消費など高付加価値サービスの充実などが重要と思われる。

 

 

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レポート執筆者

竹内 一雅
大和不動産鑑定株式会社

主席研究員