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「上昇が続く首都圏マンション価格」を公表いたしました
「上昇が続く首都圏マンション価格」を公表いたしました。
【サマリー】
・2023年に首都圏新築マンションの価格は大きく上昇した。特に都区部の新築マンション平均発売価格は1億円を超え、前年比の上昇率は39%だった
・首都圏では新築マンションの総発売戸数が停滞する中で、億ションの発売戸数は急増している。都区部の3億円以上の初月契約率は97%に達するなど、高価格マンションへの需要は非常に強い
・中古マンション価格も上昇が続いており、2020年比の成約価格は首都圏全体で+27%だった
・上昇が続くマンション価格であるが、世界の主要都市で東京都心部のマンション価格は必ずしも高くない。NUMBEO(生活コストの都市比較サイト)によると、香港の㎡単価は東京の3.6倍、ソウルは2.5倍に達しており、東アジア主要都市ではリーズナブルな水準となっている
レポート執筆者
竹内 一雅
大和不動産鑑定株式会社
主席研究員